「たんぱく質」「ビタミン」「クレアチン」などなど、運動や筋トレに取り組むと、効果をもっと出すためにサプリメントを意識してきますよね。
でも、意外と見落とされがちなのが「鉄(Iron)」です。
実は、鉄が不足すると運動パフォーマンスは落ちてしまうって知ってましたか?
今回は、運動と鉄の関係について、分かりやすく解説していきます!
●そもそも鉄って何をしているの?
鉄は、主に血中にある“ヘモグロビン”という成分の材料になります。このヘモグロビンの役割は、酸素を肺から運ぶこと。
つまり、鉄が足りないと酸素をうまく運べなくなるので筋肉が酸欠状態に。
結果として「疲れやすい」「息が上がる」「持久力が落ちる」など、パフォーマンスに悪影響が出ます。
●運動する人は鉄が不足しやすい?
実は、運動習慣がある人ほど鉄不足になりやすいです。理由はいくつかあり、
1.汗から鉄が失われる
2.ランニングなど、足裏への衝撃で赤血球が破壊される(フットストライク溶血)
3.消化管からの微細な出血
4.運動による筋肉の修復、炎症
5.筋肉量・血液量の増加で需要が高まる
などが挙げられます。
特に、女性アスリートや有酸素運動が多い人(ランニングなど)は要注意です。
●鉄が不足するとどうなる?
鉄が不足して起こる代表的な症状は
・慢性的な疲労感
・集中力の低下
・持久力の低下
・回復の遅れ
・免疫力の低下
・やる気が出ない
などがあります。
実際、僕自身もここ1か月ほど「朝起きても疲れが取れない…」と感じていたんですが、サプリメントを見直して鉄を補給しはじめたところ、2〜3日で改善されました。
もしも「最近、トレーニングしてもなぜか調子が出ない…」と思ってるなら、鉄不足の可能性も考えてみましょう。
●食事から鉄を補うには?
鉄にはヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)があります。
ヘム鉄:レバー、赤身肉、カツオ、あさりなど
非ヘム鉄:ほうれん草、ひじき、大豆製品、卵、サプリなど
「鉄分=ほうれん草」と思われがちですが、吸収率が高いのはヘム鉄です。
非ヘム鉄はヘム鉄に比べて吸収効率が低いため、食事だけで補う場合は注意が必要です。
●サプリメントは必要?
鉄は過剰摂取にも注意が必要なので、基本は食事をベースで考えることが大切です。ただし、
・貧血傾向がある
・激しい運動をする
・肉をあまり食べない
というかたは、鉄のサプリの活用も検討してもよいかもしれません。
おすすめは写真の【Now Foodsの鉄サプリ】。
非ヘム鉄ながら吸収率が高く、胃腸への負担も少ないため、便秘や吐き気も起こりにくく、空腹時でも摂りやすいです。
●飲み合わせに注意!
鉄は飲み合わせで吸収効率が変化する栄養素です。
吸収を高めるもの
・ビタミンC(非ヘム鉄の吸収効率をあげる)
・空腹時(サプリによっては胃に負担がかかるので注意)
避けたいもの
・カルシウム
・カフェイン(コーヒー、お茶)
・亜鉛やマグネシウム
・フィチン酸(玄米・豆類など)
・食物繊維
摂るタイミングのコツ:
鉄を摂る30分前〜1時間後は、これらのものを避けると良いです。
●まとめ:鉄は「見えないパフォーマンスの土台」
トレーニングの成果を最大化したいなら、栄養面からのアプローチも欠かせません。
「鉄」は、筋肉や体力を支える土台のような存在です。
もし最近「なんとなく調子が悪い」「疲れが抜けない」と感じているなら、鉄の摂取状況を一度チェックしてみてください!
しっかり酸素を運べる体をつくって、トレーニングの質をさらに上げていきましょう!
それでも疲労が抜けづらいな・・・と感じる方は、ぜひDM等でご連絡ください!!
体験も募集していますので、興味のある方はぜひご連絡ください!
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