正しい歩き方とは?

みなさんこんにちは!

暖かくなってきましたが、気軽に外を出歩けるほど歩道の雪が溶け切りませんね。外を歩くと言えば皆さんは「正しく歩く」ことは出来ていますか?そう言われると何が正しい歩き方なのか分らない方もいらっしゃるかと思います。そこで、これから正しくない歩き方を紹介しますので、当てはまっていないかどうかチェックしてみましょう。

下記の項目に当てはまらなければ正しく歩けていると思います!

・歩くとすぐに疲れる

・歩くのが遅い

・靴のかかとの外側がものすごく削れる

・たくさん歩いた日は ふくらはぎ がつる

いかがでしょうか。複数個当てはまっている方は膝や腰が痛くなる可能性がとても高いので、早めに歩き方の改善をした方が良いのですが、歩き方はちょっとした意識で改善することができますので、順を追って説明していきたいと思います。

そもそも、なぜ上記に挙げたことが起きるのかというと、大抵の場合は「つま先で地面を蹴って歩いている」ことが原因です。つま先で地面を蹴る時に使っている筋肉はふくらはぎなのですが、ふくらはぎの筋肉は体の中では小さい筋肉です。その小さい筋肉で体重を移動させることはとても大変なので、どうしても歩幅が狭くなり、同じ距離を歩くにも歩数がかかるため余計に疲れ、ふくらはぎに疲労が溜まり、結果的にふくらはぎがつるわけです。

また、歩くスピードは『歩幅×脚の回転数』で決まるので、歩幅が狭い人は歩くのが遅くなります。さらに脚から動かすため、体よりも前方に足が地面に着きます。そうすると物理的にはブレーキをかけながら歩くことになるので、益々歩くスピードは遅くなります。この時、靴は踵の外側が地面に接触するのでかかとがどんどんすり減ってしまうわけです。

ここまで説明したことを一言でまとめると初めに言った「つま先を使って歩かない方がよい」といことになるわけです。

ではどのように歩けば良いのかと言うと『重心を前に出した結果、足が前に出る』歩き方をするとよいです。こうすることで、ふくらはぎの筋肉を使わずに前に進むことが出来ます。また、足は自分の体の真下に着くようになるので物理的にもブレーキはかかりにくくなるので歩くスピードも速くなります。ただ、注意点として重心移動する際に上体を前に傾けると前が見えないので、重心は骨盤やおへそのあたりから前に移動させると良いです。そうすると体は真っ直ぐな姿勢で歩くことができるようになります。

このように、ちょっとした意識の改善で歩き方は変わりますので、ぜひ皆さんも試してみてください!

Creitleではダイエットやスポーツパフォーマンスの向上だけではなく、姿勢改善や日常動作の改善のためのトレーニングも指導しておりますので、ご興味のある方はご連絡ください!