「ダイエットを始めよう!」
と思った時に、多くの人が最初に始めるのは運動ではないでしょうか。
ランニングを始めたり、ジムに通ったり、YouTubeの筋トレ動画をやったり。
もちろん運動は素晴らしい習慣ですが、最初に知っておいてほしいことがあります。
実は、運動だけではほとんど痩せません。
今回はその理由をお話しします。
⚫️運動で消費できるカロリーは意外と少ない
例えば体重60kgの人が30分のジョギングをた時の消費カロリーは約200〜300kcal程度です。
体脂肪1kgあたりのカロリーは7700kcalなので、26日ほど続けると1kg減る計算になります。
ただし、30分のジョギングで200〜300kcalが、そのまま体脂肪から減るわけではありません。
運動中は糖質と脂質の両方をエネルギーとして利用し、その後の食事量や1日のエネルギーバランスによって体脂肪が減るかどうかが決まります。
では運動は意味がないのかというと、
もちろん違います。
なぜならダイエットにおける運動の本質は「運動中の消費カロリー」ではないからです。
⚫️運動は体力をつけるためにある
太る人は
太る
↓
身体が重くなる
↓
動くのがおっくうになる
↓
体力が落ちる
↓
動く時間が減る
↓
太る
という悪循環に入りやすくなります。
逆に、
運動する
↓
体力がつく
↓
動く時間が増える
↓
消費カロリーが増える
↓
身体が軽くなる
↓
さらに動けるようになる
という、良い循環に入ることができます。
つまり、筋トレや有酸素運動を続けることで、疲れにくくなり歩く距離が増えるので、自然に活動量が増えていくのです。
⚫️ダイエット成功のためには「NEAT」が大事
NEAT(ニート)とは、運動以外の日常生活で消費するエネルギーのことです。
例えば、
歩く、掃除をする、階段を使う、立って仕事をするなどの何気ない動きもカロリーを消費します。
体力がない人は、疲れるので自然と座る時間が増えますが、逆に体力がつくことで無意識のうちに活動量が増えていきます。
この積み重ねが1日100〜300kcal、場合によってはそれ以上の差となることで、長期的には痩せやすさに繋がります。
⚫️運動そのものでは痩せない
痩せることに関しては、1週間に1時間の運動よりも、残りの167時間の過ごし方の方が大切です。
なので、運動によって体力をつけ、日常生活でよく動けるようになり、その結果として消費カロリーが増え、痩せやすい生活を送るために運動が必要なのです。
これが本当の意味で「運動で痩せる」ということです。
運動そのものの消費カロリーだけでは、痩せることは難しいです。
しかし、運動によって体力が向上し、日常生活の活動量が増えることで痩せていきます。
だから私は、
運動によって痩せやすい身体を作る考え方を大切にしています。
ただし、ダイエットに必要なのは運動だけではありません。
そう、食事です。
次回
「ダイエットは食事で決まる理由」
をお楽しみに!

